半分ネタで半分本気の、魔剣士デッキを夢想する回です。ライバルズが終わって一年が経ちますが、読んでいただくことでライバルズを思い出していただけると幸いです。
ライバルズ最終期の魔剣士といえば、ドレアムピサロが環境をとっていました。多系統の死亡によって強く使えるカードの存在やLv1の条件・効果から、序盤から大量展開しながらも勢いの衰えない(中盤以降もLv2.3や超パワーカードでなぎ払う)文句無しのTier1デッキでした。
このダークドレアムがいるせいで使う理由が弱かったり、駆逐されてしまっており惜しかった魔剣士デッキがあります。これらについて、もしドレアム環境で終わらなかったら、という体で妄想します。
※2023/1/18 イレブンピサロの項を加筆修正
イレブンピサロ
マリガン:先後ともに2コス以下と供物を探す。2コスがある場合はメタルトリュフやスペクテットもキープ
【主な動き(参考)】
先攻:1Tテンション 2Tイレブンテンション 3Tテンション+2コスト
後攻:1Tテンション 2T2コストor1コス供物orイレブン+1コス
※ただしイレブンLv1は1ダメ軽減を温存するか、次ターンにLv2を使いたいかを考慮した上で使用する
フォロワーさんのツイートをきっかけに組んで使ったデッキです。ドレアムピサロともやりあえるパワーがあり、当時でもTier2はあったように思います。ドレアムがナーフされていれば、最初に開拓が進む可能性もあったのではないかと感じたデッキタイプになります。
序中盤を低コストれんけいで固め、終盤にかけて形成した盤面やフィニッシャー、イレブンLv3で決めるものになっています。強みはなんといってもデッキ全体の噛み合いが良いことで、れんけい、多系統、魔王シナジーの3つを使いこなしていました。
れんけいについては、歌姫のマポレーナ(2/3 れんけい:次にだすユニット+1/+1)が非常に強力に使えていました。先制(スペクテット、メタルトリュフ、キマイラロード)、ステルス(かくれんぼう、まおうのかめん)、におうだち(トンネラー、オルゴ・デミーラ、デスマシーン、デスピサロ)、システムユニットやフィニッシャー(エスターク、ホメロス、エビルプリースト、ガリンガ)と、どこに付与してもアドバンテージを稼げていました。
特に真3弾で追加のメタルトリュフ(2/2メタルボディで攻撃時毒 れんけい:先制)との相性は抜群で、イレブンLv2を駆使すると4コストで「2/3+3/3先制毒攻撃メタルボディ」という強力な盤面を形成できていました。これらはどちらもドレアムLv2をケアできる他、どちらも系統とれんけいを持っているためしん・りゅうおうやイレブンLv3を経由することでもコストを下げられました。このコンボは豊富なドローとしん・りゅうおうの存在から再現性が非常に高く、イレブンピサロにしかない独自の強みだったので非常に楽しかったです。
れんけいによる盤面奪取で言うと、ホメロス、オルゴ・デミーラ、ウルノーガ&ウルナーガといった強力なれんけい持ちユニットをMP加速して早期に使えて、かつLv3によって2回使用可能という点が優秀でした。オルゴ・デミーラは、Lv2のMP回復分もダメージに変えられるというのもポイントです。Lv3を温存している時には、どの盤面からでもひっくり返せる余裕を持ってゲームを進められていました。
また、このデッキのLv3は低コストを多く回収するため、使用したターンからマポトリュフコンボ(1コストで可能)やトンネラーで盤面を固めながらもかくれんぼうで手札を確保しにいくことができました。Lv3使用前に手札を減らす必要があり、使用したれんけいの枚数を覚えている必要もあるため、いつどのように切るかを考えるのも醍醐味の一つでした。
低コストが多いのはデスマシーンと相性が良いことは言うまでもないですが、これらはあくま(スペクテット、マポレーナ)、スライム(メタルトリュフ)、物質(まおうのかめん、デスマシーン)、ドラゴン(バピラス)と散っており、しん・りゅうおうやキマイラロードを無理なく使えていました。
低コストが多いことによるリソース不足の懸念も、繰り返し使えるかくれんぼう、しん・りゅうおう、デスピサロ、Lv3や単体で強力な各魔王の存在から気になりませんでした。
ビルドあくまガーデンピサロ(おまけ)
https://kaito-utsuro.hatenablog.jp/entry/2020/10/27/210948
(前に書いたこのデッキの解説)
こちらのデッキをベースに、真3弾のあくま系の死亡シナジーとあわせたデッキになります。ただ、こちらはドレアムLv2に駆逐されるのが分かりきっていたため、デッキすら組んでおらず画像がないです…
↑のリストから、
out:プチターク、どくあおむし、プチさまようよろい、プチファイター、ピサロのてさき、狡猾などくやずきん、エスターク、暗黒の縛鎖、魔元帥ゼルドラド
in:かわいいモーモン、スペクテット、いたずらデビル、廃墟(1枚)、反魂のデスプリースト、デスカイザー、キングモーモン、ホラーウォーカー
元々、イルルカあくまピサロのパワーは戦えないほどではなく、アグロデッキとして戦う形が主流でした。そこでは終盤のトップにお願いが必須となり、あと一歩の詰めに欠ける状態でした。
そこで、(ドレアムがナーフされていたら)ワンチャンTier2に食い込めたかもしれないビルドあくまピサロを考えました。あくま×ナーフ後ビルドガーデンという組み合わせです。ビルド×アンデッドガーデンであればマギールやジゴックといったパワーのあるあくまを搭載でき、ガーデン踏破によるリソース確保によってフィニッシュまで持っていきやすいのではと考えました。
とはいえ、プチターク、ピサロのてさき、プチファイターといった主要パーツがスタン落ちしていたのが痛く、序盤の横展開を支える追加カードが少ないために辛かったと思います。反魂のデスプリーストは展開しつつあくま(スペクテット、いたずらデビル、はりつきあくま)を稼げて非常に強力ですが、もう一声欲しいところを廃墟が建物でありビルドとの相性が悪いので微妙かもしれないです。試してないのでなんとも言えないですが。
終わりに
いつもと比べれば少し短いですが、存分にライバルズに向き合えたので終わろうと思います。妄言を楽しんでいただけたなら幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
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