魔剣士

ピサロのデッキ構築に役立つようなことを書いていきます。

ゼルドラドの活用方法を考える

初めてブログを書きますので、寛容な心で読んでいただければありがたいです!
今回は、拡張カードの一種である魔剣士レジェンドレア「魔元帥ゼルドラド」を有効活用する方法について考えてみようと思います。

リンクの貼り方等は知らんので、読みたい箇所までスクロールしまくってください。


~【目次】~~~~~~~~~~~~~
1.ゼルドラドの評価
 a破壊神シドーとの比較
 b旧エビルプリーストとの比較
 c結局強いのか?
2.活用デッキ考察
 Aフローラランプ(魔王)
 Bフローラランプ(毒特化)
 Cデボラ毒
 Dフローラ塔
 Eビルド塔
 Fおまけ(エイトやタバサ)
3.終わりに
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1.ゼルドラドの評価

まず最初に、個人的な評価を述べていこうと思います。今回の主役です↓
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a破壊神シドーとの比較

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↑今や魔王のエース

シドーとゼルドラドは「ターン終了時に全体2点」という点が共通していることから、よく比較されますよね。
ここでは、ゼルドラドが勝っている点・劣っている点を挙げて比較していきます。

勝っている点→
召喚時、相手ユニットの攻撃力-1
★本体が倒されても相手リーダーに継続2点
「嘆きの霧」による強化が可能(cで述べます)

劣っている点→
★コストが重い
効果の発動は一度きり
「除去を強要」という点では毎ターン盤面に圧力をかけることのできるシドーの方が強い

勝っている点についてですが、顔に毒を付与できることが一番大きいですね。シドーと違って、対戦中は永続的にダメージを与えることができます。
攻撃力を1下げるというのはゼルドラド本体の生存率が上がりますし、小粒展開の多いイレブンテリーやアンルシアアリーナに刺さりそうです。

劣っている点については、「コストが重い」ことが一番大きいですね。盤面を取るためだけなら、早期着地から何度も効果を発動できるシドーの方が強いと言えます。
また、魔剣士というリーダーは、基本的に盤面を制圧してから顔を詰めるリーダーです。ですから、その点においてシドーの方が相性が良いと言えると思います。


b旧エビルプリーストとの比較

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(今のエビルプリーストの画像ですがご容赦下さい)

エビルプリーストは10コストであり、「10コスト魔王系の魔剣士専用レジェンドレアカード」という点が共通しています。ですから、コストに見合った性能かという点に主眼をおいて比較していこうと思います。

勝っている点→召喚直後に盤面を返すことができる
劣っている点→後が続かない

分かりやすいですね。ゼルドラドには「相手リーダーを毒にすることができる」という利点はあれども、爪、はげしい炎、魔王デッキの3つを備えるエビルプリーストのフィニッシュ力には到底及びません。

代わりに、召喚直後に盤面を返すことができることから「不利盤面から次のターン終了時まで延命して6点バーストを出す」ということに期待できます。ですから、ミッドレンジのようなデッキタイプでは活躍の場があると言えそうです。
また、現在主流のフローラランプピサロでは、五分盤面で着地させることもできるので「盤面を返す魔王」という役割で入ってくると思います。


c結局強いのか?

aとbから考えてみると、「召喚直後」のパワーには目を見張るものがあると感じました。継続ダメージという効果上、最速着地が望ましいカードです。

とはいえ、強く使えるかどうかはデッキによって変わってくると思います。

【魔王編】
魔王デッキであればそもそものデッキパワーが高く、魔王系であることを活かせるので強いでしょう。

【毒編】
ただ、毒デッキで強いかと言われると…微妙と言わざるを得ません。
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(コイツら全部入れたらきっと弱い)

嘆きの霧自体は、ゼルドラドを召喚時3点に強化できるので非常に優秀であると言えます。効果も必殺技であるとはいえ、相手がターンを終える頃には更地になる程の威力を持つ盤面除去です。とげこんぼうやヒートギズモを有する魔剣士は、テンションを無駄にしにくいフローラであれば採用しても戦えると思います。

まあ要するに、毒カードの中では強いんですよ。
強いことは強いのですが何が問題かと言えば、毒強化がこれ一枚しかないことです。もう一種あるか、サーチがあれば安定性もありますし、ゼルドラドをフィニッシャーに据えたゼルドラドデッキはTear2、いや3には入れたはずです。

アラグネの問題点は、アラグネ→ゼルドラドというコスト的には綺麗な動きをした時に、旨みが何もないことです。強引に活用するとすれば、ゼルドラド→アラグネですが、それなら嘆きの霧やどくやで十分です。
元々毒デッキの目玉として刷られたこのカードが活躍できないというのは酷すぎませんか…?

どくやずきんを採用する利点は、「毒は重複しないため大型除去しにくい」という難点を解決できる点と、「ゼルドラドorアラグネ召喚後はバーストに使えるメラミ」という点です。ですが、嘆きの霧と同じく安定性に欠けることから採用は難しいでしょう。

【塔編】
ここで新たに採用できるデッキ候補として思いついたのが、塔デッキです。

塔に寄せたデッキであれば、中盤からリーサルを狙うことができ、5ターン目辺りからの強い動きが途切れて息切れしてきた9.10ターン目にフィニッシャーとして召喚することができるのではないかと考えました。

塔デッキの主流はビルドですが、私は一応フローラを使っていたことがあるので、両方考えます(詳しくは後述)。



2.活用デッキ考察

cで触れた、採用するデッキタイプについて深掘りしていきます。デッキも一応考えましたので、参考程度に見ていってください。


Aフローラランプ(魔王)

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↑私が使っているもの

元々のデッキパワーが高いので、あまり書くことがありません。
入れ替え候補やスタン落ちを加味すれば、
地獄への生贄、ミルドラース、魔王への生贄(1枚)、ガリンガ辺りをデスマシーンやゼルドラドと交換することになると思います。現状ではあまり出番のないエビルプリーストを交換というのもなくはないかもしれませんね。
ゼルドラドは添える程度の活躍になってしまうかもしれませんが、強く使えることでしょう。


Bフローラランプ(毒特化)

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かつての「魔王をシドー、エビに絞ってランプ」という型を意識してみましたが、嘆きの霧を採用すると最速ランプというのは難しそうであると感じました。
基本はランプして、魔王リンクカード5枚と毒系4枚で盤面を捌くイメージです。霧の不安定性を解消するため地獄への生贄を2採用であることから低コスト偏重、ラプソーンを強く使えるデッキであることから洗礼0にしてあります。こんぼうは霧の他、Lv3スキルにも活用することができます(寿命が短いのが非常に惜しいです)。
霧を一回以上発動してからゼルドラド召喚というのを理想としており非常に強力ではありますが、ミネアに勝てそうにないのが難点です。


Cデボラ毒

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デボラ魔剣士なんぞ、マイナーデッキの極みです。でも大好きです。今回の拡張でファンデッキの格を上げることはできるのでしょうか…

序盤…供物、低コストユニット
中盤…BETからの黄金兵、交換所、中コスレジェンド
終盤…ゼル、エビ、序中盤で交換した世界樹の葉
というイメージです。頑張って考えたのですが、魔剣士のコインカードが弱すぎるためファンデッキの域を脱することはできそうにありません。楽しいデッキにはなりそうです。
サーチがないため弱いと評価した嘆きの霧が入っていますが、これはドロソを多くしたことで解決を図っています。デボラLv3を活用することはほとんどせず、世界樹の葉や高コストカードでフィニッシュすることを目指しています。
世界樹の葉活用で毒ダメージを最大限強化することを意識してみました(蜘蛛とか知りません)。


Dフローラ塔

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↑元デッキ
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私が使っていたミッドレンジデッキをアレンジしてみようというものです。元デッキは塔からの展開+強力なレジェンドレアのバーストをLv3スキルや除去で補助してリーサルまで持っていっていました。今やイレテリの獲物になっていますが…

欲を言えば嘆きの霧を採用したいところではありますが、スキルブーストとピサロナイトの召喚が重要なこのデッキにそんな枠があるようには感じませんでした。ユニットの召喚にコストを割きたいデッキなのですが、わざわざ貯めたテンションにさらに2コストかけるとユニット展開が疎かになってしまいます。

アレンジといっても前寄せの為に積んでいた
洗礼2、メラゴ、ブラレ2
→供物2、あおむし2、ゼルドラド
としてわずかに後ろ寄せにしただけですが、ゼルドラドのバースト力には期待できるので良いのではないかと思います。


Eビルド塔

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↑よく見かけるタイプなのでサンプルとします

悲しいかな、私がビルドを所持していないので、観戦からの感想と憶測で考察します。

おそらくはフローラ塔と同じように、ユニット展開が重要なデッキです。
1と2でビルドLv1+1コストユニット展開、3か4に牧場or2.3コストユニット、4が少し弱く5.6エスタ塔じごくホメロス、7以降車~
とある程度動きが決まっているのが強みであり弱みであると思います。

車で確保できるテンションを活用してエビというのが今のビルド塔ですが、盤面制圧能力のお陰で召喚しやすく、バーストも兼ね備えているゼルはエビより相性が良いのではないでしょうか。


Fおまけ(エイトやタバサ)

スタン落ちが近すぎるのでエイトはおまけに入れました。とげこんぼうを採用したデッキは紹介しましたが、入れ替えれば良いなどという話ではなく、デッキが消滅するのでおまけに入れました。

エイトではエビルプリーストの方が優先度が高く、10コストということからどちらかしか採用できないため採用しにくいと思います。

タバサデッキとしては先フローラでドローするWがありますが、活性で遅延できるデッキではあるので、ファンデッキとして楽しむ余地があると思います。



3.終わりに

こんなことを考えていたら、朝4時になってました。私は3時間程もこんなどうでもいいことに頭を使っていたようです。
せっかくだからと文に起こしてみましたが、そしたら今度は半日経ってました。むなしいです。

明日リリースの拡張カードですが、この記事で少しでもゼルドラドを使おうと思ってくれる人がいれば嬉しいです。新たな使い道を思いついた方は是非、私に教えてください。